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2024.01.15

解体工事始まる❗️見えてきた住み継がれる家の歴史《施工No.75》

1・リノベーション前の解体Before→After

先週から始まった【施工No.75】
家の一部である「LDKと水廻り導線のリノベーション」をする前に、壁・床・天井・今まで使ってきた設備(トイレ・キッチン・洗面台・バスルーム)の解体作業からスタート‼️

❶リビングダイニング

Before
After

❷リビングダイニング+和室

Before
After

❸キッチン和室とダイニングの仕切り壁

Before
After

❹キッチン

Before
After

❺キッチンから見た和室とダイニング仕切り

Before
After

❻洗面+脱衣+トイレフロア

Before
After

2・解体後に見えたこの家の歴史

2〜3代続くであろう、住み継がれてきた施主様の家。
解体したことによって、この家の歴史の一部分が見えてきました^_^

❶天井裏に隠れていた立派な梁

昔は、加工していない丸太をそのまま梁に使用してました。長年、この家を支え続けてきた梁。リノベーションは、こういった基礎の部分は生かします。この先もずっと・・・。

❷昔の電気配線の跡

【碍子(ガイシ)引き配線】と言われる昔の電気配線方法。
ガイシとは?
白い筒状の部分のこと。陶器でできていて、布製だった電気配線を壁から浮かせるために使われていたそうです。
天井一つとっても、歴史を感じる大切なモノが眠っていました。
まるでタイムスリップしたようです( ^ω^ )

❸玄関・自転車置き場の跡

住み継ぐ中で、部分的にリフォームされていた室内。
解体前の写真は、
リビングダイニング+手前は和室でした。
解体したことで、リフォーム前の間取りが出てきました❗️

Before

      ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

床の下から出てきたのはカラフルなタイル。
リフォーム前は、玄関脇の自転車置き場だったそうです。
床のタイルだけが、当時の面影をとどめていました。

After

❹家の基礎構造


最近の新築で主流の【ベタ基礎】は、床下全体を鉄筋にコンクリートを流し込んで作る工法です。
ここは【布(ぬの)基礎】工法で、
建物の外周や壁下を這うように連続した基礎のことです。
地面はコンクリートで覆っていないため、地面から湿気や冷気の影響を受けてしまいます。

長年、幾度の地震にも耐えてきた基礎部分。
今回のリノベーションでは、
基礎部分をコンクリート補強します❗️
引き継がれる柱や、新しく加わる技術で
このフロアが生まれ変わります( ^ω^ )♡

❺壁に隠れていた柱の思い出

洋室にリフォームされたフロアの壁を解体すると砂壁と柱、室内窓が出てきました。

Before

      ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

After

出てきた柱をよくみてみると・・・
懐かしいシールがいくつも貼ってありました❗️しかもビッシリと♪( ´▽`)
きっと、
この家で過ごしている家族でさえも、忘れていたであろうシールの記録。
写真を撮りながら、
この家の時代や歴史を肌で感じました。

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