家を建てるという経験は、長い人生の中でもそう何度もあるものではありません。そのため、初めての住まいづくりで頭を悩ませている方は多いでしょう。
そんな方に向けて、新築工事に取り掛かる前に、知っておいてほしい、住まいづくりのポイントを3つご紹介しています。

住まいのデザインを的確に伝える

イメージの共有が上手くいっていないと、新築工事が終わってから想像と違っていた、ということもあり得ます。どんな家に住みたいのか、思い描いているイメージを固めてできるだけ正確に伝えることが、失敗のない住まいづくりには大切です。

共通のイメージを持つために雑誌の切り抜きなどを渡すのもいいですが、その時には「どうしてその写真を気に入ったのか」具体的に説明するとよりイメージが共有しやすくなります。また、力を入れたい部屋に順位をつけて伝えるのもおすすめです。

将来を見据えて間取りを考える

間取りを考える場合は、現在の生活だけではなく将来起こりえる変化も想定しましょう。間仕切りで部屋を増やせる間取りにすれば、家族が増えても柔軟に対応できます。将来的に間仕切りを考えている部屋は、ドアやクローゼット、照明器具やコンセントなどの位置にも注意して検討しましょう。

自己資金は多い方が安心

住宅ローンといっても様々な商品があり、頭金なしで融資を受けられるものもあります。
融資額が大きいと当然月々の負担も大きくなりますので、自己資金はできるだけ用意することをおすすめします。
自己資金の目安は、総額の20%〜30%と言われていますが、もちろんその家庭の家計によって異なります。無理なく返済できることを念頭に、専門家に費用や自己資金の相談をすることをおすすめします。